渡米直前にうちにこられた相談者様です。
難しいお悩みもあるのですが時間的な余裕もなく、東京で有名な聖天様にご挨拶しご縁を頂くようにお勧めしました。
「 残暑お見舞い申し上げます。
ラスベガス在住の○○です。御無沙汰いたしております。関東地方も、猛暑が続いていると聞きましたが、いかがお過ごしでしょうか。
年明けに叔母と叔母の友人の女三人で押しかけまして、大変お世話になりました。
夏か秋に帰国の際にお礼参りに伺おうと思っていたのですが、コロナウィルスの感染拡大のため、いつ帰国できるかわからない状態になってしまいました。まずはメールで感謝の気持ちだけでもお伝えしたいと思います。
以前お葉書で書いたかもしれませんが、先生のところにご相談に伺った後、アドバイスしていただいたように、○○聖天様に行ってご縁がいただけるようにお祈りして来ました。夜でしたので寺務所は閉じておりまして、帰国の前日だったので、日を改めてお札を頂きに行くこともできませんでした。でも先生からいただいた聖天様のご本を読んで、聖天様の梵字のページを開けて、お祀りしております。(写真はうちの祭壇です。祭壇とは言えないかもしれませんが。)最初の頃は、色々と足りないものがあったようで、不思議なことも多々ありましたが、ご縁をいただくことができたようです。
お陰様で、あちこちの新聞社が人員削減をしたり、減俸したりしている中で、私は元気で、未だに失業せずに、フォトエディターの仕事についております。これも聖天様のご加護あってのことだと思い毎日感謝しております。
先生のところに伺った時には、何をしたいのか、何ができるのかで迷っておりましたが、聖天様を拝み始めてから、やはり自分はもう一度通信社の写真記者に戻りたいという気持ちがはっきりしてきました。現状では難しいようですが、その方向に行けるように、努力していきたいと思っております。今は、仕事があって健康であることに感謝感謝です。
昨日電話で、母と話しましたら、バスに乗り込む際に、荷物を持って、転んでしまったそうです。にも関わらず、擦り傷一つ負わなかったとの事で、ホッといたしました。85歳になるので、悪くすれば骨折ぐらいはしていたかもしれないのにと本人も不思議がっておりました。母のことも毎日聖天様にお願いしているので、守ってくれたのだと思います。ありがたいことです。
先生の聖天様のご本を読んで、仏教というより宗教自体に無関心だった私も、もっともっと密教について知りたくなりました。何から始めて良いのかわからないので、とりあえず、聖天様に般若心経と観音経を唱えております。と言っても音痴なので、YouTubeの読経の声に合わせて読んでいるだけなのですが。
先生のところに伺った際は、お恥ずかしい話ですが、どなたがご本尊様かもわからず、どなたにお祈りしているのかもわからない状態でした。この次伺う際は、聖天様をはじめご本尊様方々にもきちんとご挨拶したいと思っております。もう少し色々勉強して、ゆくゆくは、講員の末席にでも置いていただきたく、今後ともよろしくお願いします。
長くなってしまいましたが、色々とありがとうございました。本当でしたらお礼状はお手紙で書くべきなのでしょうが、30年以上、アメリカに住んでおりますので、日本語と正式な手紙の書き方に自信がありません。失礼とは思いましたが、略式のメールでお許しください。
先生のブログ、楽しみにしております。腱鞘炎早く治るといいですね。お身体に気をつけて頑張ってください。猫ちゃんたちにもよろしく。ではまたお会いできる日を楽しみにしております。」
アメリカには聖天のお寺はないようなので拙著の天尊種字をご本尊代わりに安置されているようです。恐縮の至りです。
でも商都ラスベガスには聖天様がいてもよいと思いますね。
アメリカは新型肺炎が猖獗を極めています。どうぞご無事で。