金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

仏法の知恵で生きてみる

仏教のあれこれを私の角度から

愚かな自分を発見して喜ぶ

まことの懺悔は必ず学びによる。 ただただオウムのように懺悔文を口にしたからと言って懺悔にはならぬ。 そして、まことに学ぶということはそれを知って初めて自己の愚かさ、稚拙さを知ることだと思います。 「アアなんて下らなくて馬鹿だったんだろう!」 …

掌悪 掌善の二童子のこと

今、講員様の小さなお地蔵様の御厨子をお預かりしてご供養していました。 延命地蔵菩薩経によれば地蔵菩薩にはお不動様の二童子によく似た脇侍がいます。 この御厨子の地蔵様にもお童子さんが二人ついています。 ※講員様の許可のもと 掲載させていただきまし…

業報と神罰

仏教では基本的に罰という考えではない。 神罰と言うのはペナルティで、お前がしたことは良くないということを、宇宙の主宰者や創造主のような存在がそれによって教育し知らしめるという考えです。 例えば旧約聖書のノアの洪水。 神はたった一組の家族以外善…

皆に言っていいこと、そうでないこと。

スピリチュアル系のセミナーなどから来た人には二通りのタイプがある。 ズバリこれは公に言ってて良いこと悪いことがわかる人とそうでない人。 例えば大災害でおおぜいの人が死ぬけどそういう人の魂は皆高いレベルに進め為に必要だっとか・・・ そういう理解…

縦の霊障 横の霊障

日本は先祖とか継承を大事にする国。 孝は百善の根本と言う思想。 良いことも悪いことも家系の中にある。 霊障も同じ。これは環太平洋等しくその傾向。 だから先祖が浮かばれていないとか、先祖が守ってくれると言う話が多い。 信仰と言うと先祖崇拝。 西洋…

聞かれても困ること

神道の話で国津神と天津神を一緒に祀ってはいけないと言われた人からの質問。 この人は出雲様と大神宮様はいっしょにまつってはいけないといわれたそうです。 で、どうなんでしょう?と聞かれた。 こういう質問は困りますね。 質問はどの立場で聞いているか…

梅雨の中晴れよりも・・・

この悩みさえなければと思うだろうがそれが収まっても次の悩みはもう用意されている。 人生には悩みの全くないときは少なく、それはさわやかな梅雨の中晴れよりも少ない。 そんなことを恨んでいては人生は恨み言の連続だ。信仰もなりたたない。 信仰とは悩み…

誠実ということ

人のために誠実であらんとすることは大事だが、残念ながら世の中や人というものを知るに連れて変わってしまうことがある。 しかし、自己のために誠実な人間であろうとする人は容易に変わらないように思う。 戒と言うものもそういう考えのものと思う。 思うに…

念仏で拝む阿弥陀信仰と真言で拝む阿弥陀信仰

天台は顕密双修である。 そこで密教ではもっぱら無量寿如来修観行供養儀軌によって組み立てられた修法を拝むことが多い。 無量寿如来は阿弥陀如来と同じでもっぱら念仏信仰の論拠である大無量寿経と言うのもすなわち阿弥陀信仰を説く顕教の代表経典である。 …

善龍庵のお施餓鬼をお勧めします

大森先生の「善龍庵」はお施餓鬼の道場です。 多くの方が施餓鬼を通じて供養の功徳を感じていらっしゃいます。 勿論、施餓鬼は問題解決のためにするというものでは無く、一にも二にも「供養自体をしたい」という心のもとにすべきことです。 それでも私の門流…

私の殺生戒

私の殺生戒は殺生しないことではない。 殺生しないで生きられない。 殺生していないというのはウソだ。 直接的でなくても間接的に皆殺生している。 肉食をしないビーガンとか言っても…その野菜は山を切り開き、野を焼いて作物造る。農薬ぶりまいて作る。 ム…

息災を上悉地とする。

ある阿闍梨さんのお言葉 「寺院にはしばしば迷惑な人間の障礙もあるが…それらを退けるために調伏祈祷などするより、まず。トラブルに至った我が身の不徳を考えるべきである。 そこはよく考えないといけないことだ。」 これは味わうべきことです。 密教行者や…

初七日の本尊がお不動様の訳を考える。

最近知った方のお葬式が相次いでいますので、こころが重いのですが・・・ お葬式と言えばやはり人により程度の差はあっても人の臨終には異界の者が寄る。ご先祖も来ますが鬼魔の類もくるのでしょう。 「大日経疏」の荼吉尼天の項にある通りです。 だからお棺…

お命頂戴

生き物の命はどんなものであれ一つですね。 人間でも芋虫でもスズメでもクジラでも。 わたしごとで恐縮ことですが・・・ 常々シジミのお味噌汁を呑むにあたってこころしていることがあります。 それがシジミの身を残さず食べることです。 折角お命を頂いてい…

ただでさえ山ほど殺している。

こんな質問が来ました 「○○です。退院は延期になりましたが早ければ明日退院、遅くても今週中には退院見込みです。さて退院したら、以前からやりたかった釣りをやってみたいという気持ちがあるのですが、仏法の目からみればほめられたことではないかと思いま…

納得こそ

前世や先祖の因縁で苦しむ人は多い。 人によってはなんでこんな家系に生まれたのだろうと恨む人も・・・ 恨むなかれ、その家にふさわしいからこそそこにあなたはいる。 人は納得したい生き物だ。 科学的だろうが非科学的だろうが納得したいということは同じ…

本尊に触れ合う信仰

「御利益がないのは信仰が薄いからだ」と言うのは古来よくきくところです。 たしかに無関心な物見遊山の遊び半分のお参りなどは何の力もないでしょう。 しかし真の篤い信仰とはなにから生まれるのか?それは逆に霊験からうまれるというべきではないでしょう…

お葬式に行くのにはどんな数珠がいいか

最近よく聞かれるのは「お葬式にいくのですどんな数珠がいいのですか?」という質問。 昔は家に仏壇があり数珠もあったが、いまは仏壇のない家のほうが多いでしょうね。 でも数珠が家にあるならそれでいいし、相手の宗派に合わせた数珠なんかいらない。 どう…

お彼岸ですよ!拝みましょう。

昨日から霊をお迎えしていろいろ接待しています。 日本にはお彼岸があるのは霊的に考えるならとても頼もしい。何故なら霊的にコンタクトとりやすい時期が春・秋のお彼岸・そしてお盆と三回もある。 日本人は霊とコンタクトとりながら進む生き方してるんです…

ある尼僧さんから聞いたおはなし

私が二十代のころある尼僧さんが話してくれたお話。 あるお坊さんの高名を聞いてを在家の修行者さんが極寒の中、雪深い山寺に面会を求めて訊ねてきたそうです。 自己紹介を終えて開口一番 「いやあ。和尚様 お寒いですねえ!」 「・・・」 「イヤイヤこれは…

ドクロと仏教 いつか見た死

密教の仏尊の中にはドクロを帯びるものも多い。 夜叉明王や青面金剛、深沙大将などなど ドクロは言うまでもなく死の象徴だ。 多くの宗教で死は憎まれるが、仏教では必ずしもそうではない。 仏教においては死は生と別なものではない。生命の生まれ変わりの一…

涅槃はいかに

この間修行希望の人でな半には涅槃の道に入りたいとか阿羅漢への道を歩みたいと言う人がいましたが、この人は上座部と大乗の違いが判っていない。 阿羅漢になるならタイやスリランカへ行って上座部の僧院にいかないといけない。 しかも女性だから、350の比丘…

「音声成仏」

密教と言うのは本来、人前でやるものではないので法儀としては参列随喜したところでよくわからない。 そこで「曼供法要」などになると声明だ。鐃だ、鉢だなどで聞かせる。 音や声が出ないとわけわからない。 そこへ行くと顕教は読経など声に出すことが多いの…

善き人とは?

毘沙門天王功徳経には毘沙門天王をして 「我は此より北方 七万八千里を過ぎて 表あり、名ずけて普光という、 城あり名ずけて吠室羅摩那郭大城という、八十億那由陀の大福聚あり、 我毎日三時に 此福を焼く。若し人ありて我が福を得んと欲せば、 五戒を持ち、…

ガネーシャ祀るのはダメですか?

時々、聖天様もっているというので話を聞くと実はガネーシャさんが多いものです。 知らずに持っている方もいるけど、中には「聖天さまはお像はまつってはいけないと聞くのでガネーシャならいいですか?」と聞く方も。 ガネーシャは聖天のルーツですがヒンド…

徳は孤成らず必ず隣あり

「徳は孤成らず必ず隣あり」 これは論語にある言葉です。以前、福家英明 現長吏様の揮毫で色紙を頂戴いたしました。 はずかしながら私はその時までこの言葉を知らなかった。 「徳を心がける人は孤独には至らない。 かならず傍らに人の助けをうるだろう」とい…

喜ぶのは悪魔だけ。

呪術師のきりん堂さんとの会話。 洞の呪術にも怨敵を呪詛調伏するような術は伝えられていますか? ありますよ。・・・あるけど人を呪わば穴三つですからバカバカしい。 そんなのしないです‼とのこと。 これは至って正しい。 エ、ふつう穴二つでしょ? いいえ…

ゼッタイに良くなる法を求めれば絶対に騙される

「運気が悪い時に絶対的に良くできる方法ってありますか?」 って聞かれた。 私の知る限り「無い」ですね。 「ぇーっつ、ご祈祷しているのにそれ言うの?」と思うだろうけどアリマセン。 よく聞いてください。 凶運がよけられないのではなく「良くする方法は…

言うは易し

人の言葉は裏腹だ。 そこに腹を立てないということは難しいが、実は本当に腹が立つのはそれに乗ってしまった自分に対する瞋りなのだろう。 「一生恩に思います。」「何があってもかけつけます。」などなどすぐに軽々しく重い言葉を言う人もいる。 たやすく涙…

噠嚫

頂けないお金。と言ってもいけない黒いお金とかでは無く・・・ こんなにお世話っているのにお金なんて・・・思う場合のおはなし。 ほんの日ごろからの御恩報じのつもりがお礼を頂くこともある。 これに対していろいろなレベルの人がいる。 くれるんだからい…