金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

尊星王流のできること

尊星王流宿曜道でできること

☆基本的運勢を知る 
(看命)といいます。生年月日からその方の基本的な業(カルマ)をみていきます。カルマには悪いものばかりでなく良いものもあります。前世から持ってきたその人の運の「構造」を見るわけです。ただしこの「構造」は「薫習」といってある一定の方向性を帯びていますので此の世でも来世に向けてより加速する傾向にあります。悪い方向にある場合は意識的に軌道を阻止修正しなくてはいけません。

★未来を知る
行運)といって前述した運の構造が展開していく方向を見ます。此れにはサイクルとしての性格がありますので一定の周期でくりかえされます。
中でも運全体が落ち込む「破門殺」は大限で27年ごと、中限で2年三か月ごと
小限で毎月繰り返されます。とりわけ大限は怖ろしく二年三か月にわたり猛威をふるいます。勿論周期的によい時期もあります。
ただ悪いというのはほおっておいても来ますがよい時期には適切な行動をとらなければただ過ぎていくだけです。たとえば台風がやってきて作物が台無しになることは他動的におきますが、譬え無事に収穫したものであってもその時期に刈り取らねばそのまま腐るだけです。また、厳しい冬が終わり、春になってもその時期に種をまかねば収穫期には何も生えません。しがって何もせず黙っていてもよくなる時期と云うのはありません。何をすべきかを知らねばいけません。運命論に基づく考えではないので運任せの開運はありません。

☆相性
宿曜の相性はただウマが合う合わないというものではありません。世の中には相性が良くても破壊的な運命をたどる組み合わせもあれば、あまり相性が合わなくても良好なものをもたらす関係があります。もちろん相性がよく有益なら申し分ありませんが、一見良いようで破壊的な作用をもたらす関係は多いものです。

★方位、家相
九星気学と逆に家相は個人別、方位は万人のものという考えをします。
十二支方位を基本として看る方法ですが気学と組み合わせるとより味わいのある鑑定になります。


※開運
開運は占いの常として時期、方位、人物などの選択が大事です。但し誤った選択をした場合は普通どうにもなりませんが当院では密教祈祷による開運や壌災という方法がとれるという強みがあります。本来宿曜道密教の占いでありその一部門なのです。