金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

うれしいお便り

宮城県 ある受験生の父親様からのおたより
「前段 略
本書(あなたをしあわせに導く観音様)でご紹介されておりました「観音様への祈り」を、毎日勤行と合わせて行っております。
最近、如実にさまざまなことが好転しはじめただただ驚くばかりです。お祈りでは具体的なお願いをすることはしませんが「観音様へ全ておまかせする」という思いが非常にお伝えしやすいと感じております。そんな中、個人ごとですが、今年3人の子供が同時に受験を迎えました。そしてありがたいことに全員が第一志望の学校へ合格することができました。これも観音様の祈りで頂けた御力であったと感じています。特に長男の大学受験はかなり奇跡的な合格で本院、家族のだれもが受かる訳が無いと思っていました。(模擬試験の判定もA B C Dで毎回最低のEでした)。わたしは実力不相応な学校に無理やり受かっても必ずしもよいこととは思いませんでしたので、その後判断も含め観音様へお任せし「長男にふさわしい学校にいけますように」とだけ祈っておりました。しかし、「もしかしたら受かっているのでは?」と感じました。本人にも「受かっているかも知れないぞ」と伝えましたが「いや、それはない。」と笑って相手にもされませんでしたが・・・
合格発表の日、仕事中に長男からの着信。上ずった声で「受かっていたよ。親父の言うとおりだった…信じられない。」と報告受けた時にはさすがに、鳥肌が経ちました。いつも私の祈りをばかにしていた長男でしたが、この時ばかりはすぐに観音様の写真に手を合わせたとのことです。    後 略」
大変しっかりとした丁寧な文章で頂きました。
よかったですね。
拙著がお役にたったことは大変うれしく思います。
ここで面白いのは今回ご利益を受けられたのはご本人でなく長男さんである点です。
文中にもありますように長男さんは信仰には無関心だったようです
まあ、たいていはそんなものでしょう。
しかしながら我々の宇宙は我々の心が作っていると仏教では教えています。つまり唯識思想です。
その観点から言えば私たちの周りの人々も私たちの心の鏡、意識の投影です。とりわけ家族には色濃く反映されます。
これを機にご長男が少しく観音様にも興味をもたれればこれに過ぎる喜びはありません。

当院のブログではほかにも「あなたを幸せにみちびく観音さま」が機縁となった体験談をお寄せいただければ掲載していこうと思っております。