金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

東大寺会館での伝法を終えて

奈良東大寺の会館をお借りして学稟会の主宰で荼吉尼天供の伝法を致しました。
大勢の御僧侶がお出でくださりまことに有難く御礼申し上げます。
学稟会代表の北野先生にも深く御礼申し上げます。

そんなわけで無事終わらせていただきましたが、朝から夕方まで喋ってさすがにグッタリです。
先ほど帰ってきました。

前日には少し時間があったのでブーボー(当家ワシミミズク)の実家の「ハンティングアニマル」さんに行ってきました。
猛禽と爬虫類のペット屋さんです。はじめていってみたのですが、
場所は近鉄生駒線元山上口駅下車のしずかな住宅地でした。
オーナーさんは霊の話が好きなようでお化け話で盛り上がってきました。
フクロウの小物もいっぱい売っています。
写真は購入したキーホルダー
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奈良の町では久しぶりに馴染みの古美術店さんにも顔出しました。
私の目を引いたものには木製彩色の宇賀神と両手を垂下した双身毘沙門天がありました。
普通には双身毘沙門は一方が吉祥天で輪宝を持って合掌を上げています。片方が毘沙門天で手を下げて中に独鈷を挟みますが、だとすればこれは両方とも毘沙門天です。
昔、毘沙門浴油供で調べ物をしていた時、目にした文書に双身天を二体作り、片方は両方とも毘沙門天につくり片方は両方とも吉祥天に作るという記述を観た覚えがありますから、あるいはそういう類の仏像かもしれません。

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上の写真は金色燦然としたお厨子に入った拙寺の荼吉尼天様
小さいお像ですがとても気に入っています。
狐の顔がのんびりしてやや間延びしてますがそこがまたいいのです。
さてそろそろ寝ようかな。くたびれたし、…皆様お休みなさいませ。