では従来いるイスラム教徒の人たちはどうなるの?
思うにこれはとんでもないことです。
アメリカは多様な民族がいながら世界で一、二を争う大宗教を敵にすることになります。
それこそテロの恐れが増大します。
疑心暗鬼になればなんかあるごとに「イスラムの奴らだ。」ということになる。
「ユダヤ人は悪」というイメージが宣伝効果で強くなると皆そう思うから考えなしに敵視します。
ハッキリ言いますがこういうことは民衆が加担するからことは酷くなるのです。その点では民衆の罪もいたって大きい。
ナチスは極悪極まりない存在ですが当時のドイツ市民にも責任はないわけじゃない。
日本だって日露戦争の後、戦争の取り分が少ないといって日比谷で焼き討ちをしたり、シンガポール陥落の時、「勝った勝った」で提灯行列やってバカ騒ぎして、結局、軍国主義路線を進み、はたまた日本が戦争講和の機会を失ってしまったのも民衆に罪が無いとは言えません。
とはいえ当時はおかみには逆らえなかっただろう現実もあるので、いまさらその人たちの罪をどうのこうのという責任問題の話がしたいのではないのです。
逆らえないけど政府の言うことを増大はしてしまうのです。
政府も元々の言いだしっぺだからそういう民衆に歯止めがきかない。
だから大事なのは間違ったプロパガンダに民衆が参加するとエラいことになるという事実です。
トランプ氏の思想背景はおそらくプロテスタント至上主義でしょう。
極端な話がKKKみたいのだね。
私は護国の英霊の眠る靖国神社は崇敬しています。
この間はそこで韓国人が酷いことやってくれました。
でもそれでもって韓国人はもう、ひとりも来るなというのはおかしいい。
靖国でいたずらした韓国人=韓国人全部ではないでしょう。
中国人観光客の多くがホテルから鏡まで剥して盗んでいったとしても中国人は入国禁止というのはおかしい。
日本はそういうところから脱却していないといけない。
そういうのは憎しみの増大のベクトルになって収拾がつかなくなります。
私は良くいる仏教の偉い先生のように軍備に反対でもないし、靖国反対でもない。死刑制度反対でもない。
でも、これはいけません。
アメリカは今そういう間違いをしようとしている。
まあ、そういうとこはある国ですね。
そういう思想面では日本より遅れている。
欧州各国よりも幼稚です。
昔、私の武術の師匠が「、負けた経験のないやつはダメだ。大怪我する。」といっていたけど負けた事が無い国もだめかもね。
ベトナム戦争は実際、負け戦だけど認めたくないのか、負けた自覚はうすいですね。