金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ハマの摩利支天と倶利伽羅不動

今回はハマの祈願霊場、天台寺門宗「蒼龍院」の御紹介
にぎやかに並ぶ諸神諸仏、修験道系です。
本尊は中尊の倶利伽羅不動尊と摩利支天
住職は「破門殺」の著者、わが尊星王流宿曜道最古参の人です。
したがってこちらは尊星王流横浜支部でもあります。
場所は知る人ぞ知るお得なお買い物のメッカ「天王町商店街」の一角、
興福寺交差点【交通渋滞で有名】からすぐの路地です。          

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倶梨伽羅龍はお不動様の眷属だけどお不動様そのものでもあります。
この竜王が鳴けば200億の雷鳴の様だといわれています。
写真は江戸時代のお不動さんで脇仏ですが、本尊は極彩色、龍体ではなく倶梨伽羅剣を持つ不動尊。ある有名仏師の若い時代の作だと聴いています。怖いお顔というよりハンサムな御顔立ちのお不動様です。

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摩利支天さまのご眷属、金色の猪。御利益は諸天中最も早いのが特徴です。
私の経験では験の速さは一位が摩利支天、二位荼吉尼天、三位は聖天という感じ。
また方位除けにも抜群の御力が…私蔵の昔の秘伝書では「大将軍」という最も恐れられた大凶星を除くのにも摩利支天を祈れと書いてあります。
因みにそういう家相や方位の相談で門をたたく人も多いらしい。

住職はウイークデイはコンピューターエンジニアとして働いていますのでお参りは土、日がベストです。
だから予約なしの訪問はダメです。
必要に応じては霊的な鑑定もするとのこと。
こちらは人間関係のいざこざが不思議と解消する霊験が多いとか。
いじめや人間関係のことでお困りの方にお勧めの霊場です。
摩利支天と不動様、どちらも怖い仏様だけどこちらは別に調伏の道場じゃないですよ。
あるお子さんがいじめられて困っていたのでご祈願したら・・・自然と大の仲良しになってしまったというほほえましいお話も聞きました。
そもそも摩利支天様は持ち物に針と糸がありますがこれは人の悪口を言う口を閉じる意味があるそうな。だからお不動様もそうですが、特に摩利支天様は古武士的でグズグズと面白半分に人の悪口や愚痴なんて言うのは大嫌いな神様です。
スカッとしていて気持ちが良い。
この感じちょっと天狗さんにも似ています。
後、こちらは飯縄様も奉安されていますがとっても迫力があります。
遠方の方のために遠隔祈祷も受付けていますが詳しくは住職と直接電話でお話してください。
045-534-6102 蒼龍院 外出時は転送になっています。
場所 横浜市西区浅間町5-381-15
市バスでも相鉄でも行かれます。「天王町」駅下車徒歩で8分くらい。