鴬谷の方にもあったけどあれも日蓮宗さん。
前に茨城と加賀の方で摩利支天様のお寺を見つけてお参りしました。
横浜には私の弟子が主宰して本尊としてお祀りしている寺があります。【掲示板参照】
昔、当院の信徒総代をされていた霊覚者林天朗さんがある禅寺に宿泊して夜凄まじい霊気が天堂らしき建物から来る。
多分これは聖天さんだろう。この強さはそれ以外考えられないと思って翌日尋ねたらその方向にある御堂には果たして摩利支天さんが祀ってあったというお話をしてくれました。
わたしも霊媒時代に摩利支天さんが出られてそれで彫ってもらいました。
うちの師匠が開眼してくれたけど、わたしみたいな小僧っ子にこんな怖いの祀らせていいのかという位怖い感じだったそうです。
初めは「お前みたいな未熟な者のところにはいかれぬ！」といわれていましたが、何年かたってお許しがあったみたいで終いにはきてくださることになりました。「ええい、仕方ない。」という感じかも。
だから以来、守護神とは私は口説き落として守護神になってもらうものと思っています。
よく私って何様が守護神ですか？なんて聞かれますが、普通は修行もしていないのにそんなのはあるわけない。でも守護神欲しければ何様でも好きな神仏になってもらうよう頼みなさいといいます。
お金なんか要らないです。誠心誠意頼めばいい。
それだけです。
逆に神様はお金なんかじゃいくらつもうが振り向きません。
当たり前だよね。神様なんだから。
でも守護神というのはとっても厳しいですよ。修行のためのご本尊ですから。獅子が子供を千尋の谷に落とすと一緒。
ですから甘い事やおいしいことなんて期待していたら大間違いです。
開眼の後、師匠から「これ祀るならなんかあっても絶対怒るなよ。怒ると感応してすごいことになるかも。」といわれて念おされて祀りましたので不瞋恚のよい修行になりました。
元々は女天ですがその時作って頂いたのは三面六臂の忿怒像で修験系のものでした。
飯縄さんは摩利支天さんと仲がいいらしく飯縄の法にもよく出てきますね。
ご化身の一つです。霊験迅疾の尊です。軍神だった経緯からかとりわけ関西では相場の神さんとか、ここ一番の勝負の神さんと言われて信仰されているようです。
