金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

真夜中電話

真夜中によく電話きます。夜8時以降朝8時まではつながらないのだけど着信だけ残っている。
0時とかは序の口、ひどいの午前1時、3時とか!なんなんだ。

遅くまで仕事していて目の前でチカチカ着信が着ているのもよく見るけど、何度着信しようが絶対に受話器は取りません。
「フ~ンこんな時間に来るんだ・・・」て眺めているだけ。
まずかかってくるのは100パーセント非通知電話ですね。
自分で決めた決まりですので非通知、時間外、公衆電話はいずれもでません。
「公衆電話からかけたけどお宅つながらなかったわよ!」なんていきなり怒るオバハンもいた。
「公衆電話はつながらないようにしているんですけど、それが何か?」

まあそれは良いとしてもどうかと思うのは真夜中電話です。
こんな時間に知らない人間に電話かけるような人間なんてどうせろくなものじゃない。相手にできません。
電話かける人間の頭脳構造が疑わしい。
第一、そんな時間に相談とかやっているお寺あると思っているのかな?
うちは檀家寺じゃないですし。まあ、檀家寺なら深夜でも檀家から「和尚さん、今、じいさんが死んだんだけど云々」なんてのはあるかもね。
うちは「いのちの電話」でもありません。
夜回り先生」でもありません。
ゲゲゲの鬼太郎」でもありません。
もし電話に出たら何を言いたいのだろうね。
そういう人は。

大分昔、真夜中の電話があって「あ、先生ですか。私、これから先生のとこ行くか、警察行くかどっちかにしようと思うのです!どうします?」というのがありました。
誰だか知らないし、なんだかわかんないので「・・・どうぞ、警察行ってください。」と言ったら「でも警察じゃ相手してくれないんでかけているんです!」だって・・・。
そうでしょうね・・・。
そのあともジャンジャンかかってきてでも出ると切る。
嫌がらせというより病気なんですね。そういう方は。
邪魔くさいので昔はそういうのは、電話線根元から引っこ抜いてサッサと寝てしまいました。
どうせそんな時間本当に出なきゃいけないような電話は他からかかりませんからね。

昔は「こんな夜中にかけてくるのはよほどのことなんだろうな・・・」と思って布団から起きていちいち相手してましたけどね。
そういう時間帯で電話しても「なるほど、それはもっともだ」と思うものはゼロでした。
「なぜ昼間に電話かけないんです?」って聞いたら「だって、わたし昼間は仕事してますから」だと。
ああ、そう・・・おたくがオフでもこっちは仕事してませんけど、こんな時間は。
そういう経験からもう一切相手にしないことにしました。

それから「どうしても電話で鑑定してくれ」とか、「私を信じてくれるなら後でお金払うから観てくれとか」…そういう無理に妥協して一つとしてよいことはありませんでした。
結果は不愉快極まるものばかり。
第一初対面で私を信じてくださるなら…なんて訴えてくるなんて人間は経験上一番信じられません。
今は「お断りします。貴方のことは私は何も知らないからね。それは無理でしょう。」とハッキリ言います。
お金にだらしない人間はだいたいそういってきますね。
そういうパターンなんですね。
問題はその辺にある。外にゃないんです。
こういうのを「かわいそう」なんて思えば思うつぼです。
中には「お宅は困った人を助けるお寺さんですよね…」なんてのっけから切り出してくる。
こういう手合いもご用心です。


幸いに今は着信が鳴らない仕組みなのでかかっているのを朝見てわかるだけ。

いっちゃってる人って時間帯で精神がおかしくなるのかしら。
0時前後は陰から陽への交代で気が変わるしね。その辺の問題かも。
私が相手して何とかなるものなら相手もしますが・・・まずそういう人は常識がふっ飛んじゃっていますので話しても結果無理ですね。

どうせキツネがついてるんだとか、呪われているんだとか、そういうのでしょ。
そういうお化け大会はせめて昼間にして下さい。
あ、それから深夜のファクスは名前が登録していない人の場合、翌朝に内容は見ないですべて消去しています。

明日はまた朝から浴油の最終日。で、そのあとは関西出張。さっさと寝ます!
真夜中電話なんて知ったこっちゃないです。