金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ムーの付録

色々なことが滞って気になるとき、未来の片付いた後を想像するということを私はよくやります。「ああ、この問題はもう片付いた。終わったのだ!よかった。」と思うことにしているのです。
そこのところを引きずると枝分かれして別な問題を生むから、サッサと流す。
うまくクリアするには「しこらないこと」が大事だと思うんです。
しこりをつくらない。問題を常に考えてイライラしないことです。
良くないことって似たようなことがある時期に続出したりもします。
でもそんな時でも片付くときは一挙にバタバタと片付くことも多い。

でもすぐには片付かない場合はどうするの?
それは寝かすといいんです。
解決策が出てくるのを待つ問題として整理します。神仏にはそういうお片づけを手伝って頂くことにしています。
どうするかっていうと、多くの場合はただ本当に頼んでおくだけです。
「なんとかなりますように。」くらいです。
いやいや、これはおおごとだ。修法でもしないといけないかな。と思うこともあるけど忙しくてそんなの拝んでいられないなあ…どうしょうと思っているうちになんとなく何とかなることも多いのです。
どうしても不安でたまらないならその場合は最悪のバージョンをわざと口にする。
なるべくおおげさに友人や家族に病気なら「死んじゃうんだ。きっと。」とかうるさくいうんです。迷惑だけど。迷惑なくらい言わないと駄目。
自分で人にオーバーに言う。言いまくる。すると自分が否定しないでも回りがやっきになって否定する。これがお守りです。
これがバリヤーになります。

だいぶ昔、オカルト雑誌の「ムー」の当時の編集長さんから同じような話を聞いたことがあります。「ムー」という雑誌は四六時中、大地震が来るの、戦争が起こるの、果ては宇宙人が攻めてくるとか…バカなことばっかり言っている。それも不吉なことばかり言ってい。.怪しからんと思う人もあるでしょうね。
でもね、宇宙人が攻めてくるのはともかく、どういうわけか大地震とかは来るぞ!来るぞ!と言っている時に限ってこないものだと思うんです。民間だろうが気象庁だろうがムーだろうがそこは同じです。そういう時は「当たらない」。そういう方向に行く。
だから本当には当たらないように、来るぞ、来るぞ。大地震が来る。とか大恐慌が来るとか、戦争になるぞとか言っていることもいいのだと思うんです。これはまあ、一種のおまじないです。」
ムーには色々開運の付録とかおまじないグッズとかついているけど、こっちのほうがききそうですね。