金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

九死に一生はあたりまえですか?

拙寺の話ではないですが大きな交通事故にあっても九死に一生無事。
かすり傷ですんだのでお礼参りするという人。
それに対してそこのうちのお嫁さんが「そもそも事故にあうのがお守りなんて持てっても無駄だったからじゃないの?なのにお礼参りなんてバカみたい。」といった話を聞きました。
事故に合わないのが当たり前、無事が当たり前の考えではそうなんでしょうね。
でも本当にそうなの?
世の中、何があるのかわからないと思うけどね。だからお守りなんでしょ。

無事が当たり前の考えにはどこからもあり難いという感情は生まれないよね。宗教を信じないのは勝手だけど、「ありがたかった。」という感謝がないのはどうだろうね。
まあ、宗教心のない人は「良かった」で終わりなんだろうか。
たぶん、無事に一年過ごせて有り難いという感情はわからないね。この女は。
可愛そうな人です。
こんな女性をお嫁さんにする人がいたとするならその人はもっと気の毒だね。そして育てられた子供はもっと、もっとかわいそうだと思うのです。
こういう人が学校で給食を「頂きます」なんて子供に言わすと怒るんでしょうね。
大昔ですが交通安全のお守りうちで持って行ってどなりこんだ女性がいました。
「こんなお守りインチキじゃないの!」「?」
「だって、私スピード違反で捕まったんです。」だってさ。
おとといおいでください。お待ちしてます。