今月のお浴油が終わりました。
平成１０年５月にわが師、白戸快昇師より聖天浴油を拝授して今月でちょうど20年。
平成元年に華水供をはじめたとこから考えたら29年間ですね。
十一面供1000座をいれれば勿論30年を優に超えます。
この間、ふりかえってみれば父が他界してお休みの月も一回あったけど( その時は本地供七座を拝ませていただきました )今までの間つつがなく毎月の浴油七日間を欠かせずできたのも聖天様の何よりのご加護だと実にありがたく思っています。
別に長きにわたって浴油供をしたからといって私自身、億万長者になったとか、なにかしら特別なすごい存在になった訳でもなんでもないですが、体が資本の仕事ですので行や御祈祷をつづけられたこと自体がなににもまして大変にありがたいと思っています。
思うに我が師の寺「大福生寺」で最期の最後まで聖天信仰を貫けた信仰の先輩たちは皆そんな感じです。特別なこともなくただ当たり前に毎日が過ごせて年を重ねていく。
私も最後の最後までそうありたいと願うものです。
私自身がとくに頑健でもないし体力に自信のあるタイプでもないので、差しさわりがある範囲の入院とかもなく、寝込むということもなく法務に従事してこられたのはやはりご加護以外の何物でもないと思う次第であります。
勿論、勿論、今は亡き師や先輩諸氏、信徒様、お弟子様、周りの方のささえやおかげもあります。
合わせてありがたい極みです。
南無大聖歓喜天。 合掌
