金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

物事の成就こそ思え


飯縄様は決しておしゃべりな神様ではないです。
普段は黙ってみているだけ。
でも、久しぶりに通信があって「汝よ。人を思うな、物事の成就こそ思え。」と言われました。

つまり、なにごとにつけ人の助力を得るのに、あの人はどうだろうとか、この人はどうだろうかと人間のことを考えなくてよい。悩まずともよいのだ。
まず、「物事の成就」そのものにこそ心に置けば自然と必要なものも人も集まるのだ。それが欠けておるぞという「おさとし」と聞きました。

つまり肝心な物事の成就そのものを忘れては意味ないということ?
そうですね。
人選も資材も物事の成就の過程でしかないのにそこにばかりフォーカスして停留してはならないというのでしょう。
何事も説明的にはいわないですね。

これは荒っぽいけど要点をついている飯縄様らしい仰せだと思いました。
まあ、そもそもお告げの類は直感的に受け取るものだからクドクド説明的じゃないのが本当でしょう。

でも飯縄様にはそうやってずいぶん助けられてきました。
たぶん私なんかどうしょうもないバカだとお思いでしょうね。
このぶんだと、せっかく復活してきた飯縄様ですが、こんなバカは見込み違いだと愛想尽かしされそうです。(笑)
合掌。