金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

エライお方は怒らしたら大変ですね。


「羽田さん。こういうのがあったら、どう思います?」って言われた話。
また聞きのまた聞きみたいな話なので、どこの誰のお話とも知りませんが・・・、

ある宗派のお坊さんがよその宗派の方とトラブルになったそうです。
そしたら「俺をバカにするやつは俺の偉大な師匠をバカにすることになるんだぞ。俺の偉大な師匠をバカにするやつは俺の宗派をバカにすることになるんだぞ。それでもいいのか~!」って言われたらしい。
随分大仰ですな。
ヘ~。…でも、この人が他所からなんか言われたら「それはけしからん!」ってお師匠様や宗派は本気で動いてくれるの?本当かね。それが本当ならすごい人だね!!

でもね、例え自分じゃなく、師匠の悪口や宗派の批判を聞いても終息の方向へもっていくのが普通でしょ。
私なんかはそんなこと言おうもんなら逆に師匠を辱め、宗派に傷をつけるということになるかもと思ってしまう
上の方からはたぶん「お前そんな変なこと本当にいったのか。お前はアホか!」と逆に叱られるでしょう。
まあ、もっともこのお方はきっと私のような二束三文クラスの坊主とは格が違うんでしょうからそれでいいのかもね。
きっとこのお坊さんよほど超ド級のエライ人なんですね。そうでなきゃ分別あるいい大人がこんなバカなことなんぼなんでもよう言わんわな。

そういう威圧的なエライ人も実際いるようですよ。
なにかというと「この私を誰と思うか!不届きものめ!!」っていうエライお坊さん。「ハハーツ、申し訳ございません」ってご家来衆はいつもその調子で平身低頭なんでしょうね。

でもね、どこの偉いお坊さんか、なんの喧嘩か知らんけど・・・、それって私にはどうも子供の喧嘩で相手にかなわないもんだから「オレのお父ちゃんエライ人やで~。オレ苛めたらただおかんぞ!わかってんのか。コラ~」
というのと変わらんように思うね…恥ずかしい話ですなと答えておきました。