金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

准胝さまと訶梨帝母


准胝独部法もだいぶ進んできたようです。
皆それぞれに体験があるみたいです。
兵庫県の男性修行者で護身法が憶えられない方が憶えられるようになったという。
密教者から見たら、「エエッ。なんだ。そんなの憶えるの当たり前じゃないか!」と驚くでしょう。
でも、この方、高齢者とかじゃなくて、40代の極めて知的な職業の人です。
そんな聡明な方が護身法が憶えられない。たった5つの印と真言なのにね。どうして?
不思議ですよね。そんなことある?
これは障りです。
オーバーに言うと天魔の障礙ですが、実は業報により多かれ少なかれ行の妨げになることがよくあります。意外とよくある。
それが解けた。
後、職場の人間関係が良くなってきたとか。女性が多かったのでなんとはなく浮いていた感じだったそうですが・・・。

霊能者でどうしても印が結べないという人もいました。そういう人はやはり霊的な道ができているので良くも悪くも受けやすいんですね。
弾指が全く鳴らない。これができないと魔が去らないので先には進めません。危ないですから。これも業の障りです。

やはり修行中の千葉県の女性修行者、夢で何か怖い鬼みたいな女と男が出てきて…という方もありました。
なんかどこかに引っ張て行こうとするようなんだそうです。
でも、これちょっと怖い夢だけど悪いと限らないと思うんです。

理由は准胝仏母の眷属には訶梨帝母もいるから。
当然、眷属である十羅刹女や五百と五千ともいう鬼子も付随する。この鬼女もそういう眷属の類かもしれないですので。

そういえば香川県の別格本山金蔵寺で訶梨帝母出現1200年の記念法要があります。行かれる方は是非お参りください。
金蔵寺は日本で一番最初に訶梨帝母さんが出現したところです。
先ほどの兵庫の方は金蔵寺に一家でお参りに行ってきたそうです。
二人目のベビーが欲しいそうです。いいですね‼
去年一人目のお子さんに恵まれています。

私の場合です。准胝様は私は数決めずにやっていますが、この間、水槽掃除の後、飼っているハタタテダイが餌を食べない。(白黒縞模様で背中の黄色い魚です)
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どうもなんかで失明している様子です。眼が動かない。
三週間も何も食べない。今に死ぬだろう。いやだなあ。かわいそうだ…と思っていました。
魚のそういう御祈願は成功したことがあまりないけど、准胝様の真言で100辺ばかりお祈りしておきましたら…なんと少しずつ食べだした。
よく見ると目もキョロキョロ動くようになったので回復に向かっているようなんです。
このままよくなるといいんですがね。引き続き祈っておきます。

下の写真は天台寺門宗東京支所「金剛尊院教会」の准胝様です。
小像ながら繊細で美しいお像です。波の上に宝珠が何個も出現しているめずらしいお像です。
どういうわけか門下の寺院や教会には大概、准胝様がおられます。

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