大体朝方に見ますね。
私の一番古参の弟子は夢はほとんど見ないというのだけど、独部法やってからは最近は少し朝それらしいものを見るようなったといいます。
この間別件で来て授けたし、この人あまり関心なさそうだから、どうせろくにやらないかな…と思ってたらそうでもないらしい。「やらぬどころか、おおいにやっています。」という。
もっとも朝なんで夢ともうつつとも言えないといっていましたが・・・
どんな夢か知りませんが霊的な夢というと大げさですが何か潜在意識からのヒント含んでいる夢はそういうものです。
さて今日の私の夢の話です。
夜半から今朝の春の嵐。風雨の音に影響されたのか、大嵐の海原を見ている夢。
そのうち大きな鱗をしたものがうねって見える。ああ、龍なんだなと思ったら、ガバアッと海中から巨大な緋色の蓮華台が出てきて上には巨大な准胝鏡らしきものが載っている。
その鏡から無数の小さな鏡が出てきて、各々何かしら映っているんです。
そのうちの二つに金烏と蟾蜍が見える。丁度、日摩尼と月摩尼みたいに。
千手観音や阿修羅の持っているみたいのです。太陽と月の宝珠です。
太陽は赤く、月は白い。
中には太陽の精の三足烏「金烏」と月の精の蝦蟇「蟾蜍」がいるんですね。
これ、准胝尊は持っていないはずなんですが。一応、下のほうにWikipediaから転載した説明には摩尼自体は持つことあるらしいけど・・・
でも「この鏡を胸に思って観想したら占星術にいいんだなあ」というメッセージが来る。
他にもいろいろあったけど憶えているのこれのみ。
もっとしっかり見ておけばよかったけど、ニャンコが枕元にやってきてしまい(毎朝来ます。)そこで夢が覚めました。
そんなことで😸を怒っても仕方ないけどね。ちょっと残念。
因みに准胝様の持ち物を同じように鏡に入れて観想したら面白いかも。
ご参考までに。
准胝十八大願 Wikipediaより
印相や持物によるそれらの意味は以下のようになる。
- 説法印・・・・・一切法(全ての仏法)を説くことを表す。
- 妙寶幢・・・・・よく最勝の大宝幢(旗印)を建立し、正しい教えを広める。
- 施無畏印・・・・一切衆生を速やかに苦しみや、恐怖から離れせしめる。
- 妙蓮華・・・・・穢れの泥沼から蓮華の如く抜け出させ、衆生の六根を清浄とする。
- 智慧剣・・・・・貪瞋痴の三毒に代表される煩悩の結縛を断ち切る。
- 灌澡瓶・・・・・甘露を流出して衆生を潤し、更には密教の灌頂を与える。
- 妙寶鬘・・・・・その願いに応じて、妙法との結びつきを確かなものとする。
- 金剛索・・・・・一切衆生を仏法へと導き、相応の法を獲得せしめる。
- 天妙果・・・・・菩提の果を表示し、広く修行の善果を完成させる。
- 八輻輪・・・・・常に大法輪を転じ、その威光により三界を照らす。
- 大鉞斧・・・・・堅固な不善の教えを破壊し、人我(にんが)の山を切り崩す。
- 大法螺・・・・・一切の清浄な教えを説き、三千世界を振動させる。
- 金剛鉤・・・・・その人に善となる一切の物事(人・物・金)を、よく引き寄せる。
- 如意瓶・・・・・この世の宝と経典類を流出し、それらを意の如く受用させる。
- 金剛杵・・・・・天龍八部を帰属させ、ならびに難伏の者たちを調伏する。
- 般若経・・・・・自然(じねん)の覚りをもたらし、仏法の「甚深微妙」の意味を理解させる。
- 摩尼珠・・・心地(しんじ)を活発にし、智慧の光明を円満にして翳りを無くする。これ日本のお仏像では念珠になっているらしい。
- 両手説法印・・無上の密法を明らかにする。(法身説法)
なかなかまじめなご利益が多いですね。