馬の夢を見た准胝独部法の修行者について支所内の住職からこんなメールをいただきました。
つかぬ事で御座いますが、本日、先生のブログ〈馬の夢〉と題する体験談を拝読いたしました。
時系列としては御ブログ拝読の直前に『国訳秘密儀軌』「七倶胝仏母所説准提陀羅尼経」を読んで
おりましたら以下のような経文(※)が偶然目に留まりました。
「…其の人、若し罪尤も重ければ誦する事二万遍、即ち夢に諸天の室・寺・舎を見、…(中略)
…惡馬・水牛を見、来りて抵触せんと欲す。持誦する者は、或いは打ち、或いは叱し、怖走して
而して去り…(後略) 」
なるほど、こういうことも儀軌にある。ますます面白いですね。
くだんの修行者の夢の馬は悪馬ではなく、かなりおとなしかったようですからだいぶ業も浄められたのかも知れないですね。
それにしても准胝法は恐ろしい位に験がありますね。
最近の独部法修行者の体験は枚挙にいとまなしです。
これは霊験というよりは妄想の類と思うので言わないでおこうと思ったのですが、私の体験です。
先日、新幹線の中で准胝様が天河神社におられる白昼夢のようなものを感じ、その折、中央の目が私の額にいるように向けられ、自らも三眼を得るという幻想にかられました。
別段、その後に超能力らしきものも出るわけでもなく、せんずるに魔境というか、一種の妄想だろうと思いますが面白い体験でした。