金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

素敵な富士山


画家の平賀太郎先生が素晴らしい絵を奉納してくださいました。
さっそく本堂の入り口に飾りました。

イメージ 1

「赤富士」だと思いますが実にカラフル。
カラフル大好きな私としては、この色使いが凄く素敵に思います。

実はこの絵秘密があるんだそうです。以下は奥様の談。奥様も工芸美術家です。

「余談ですが その富士の絵は白黒撮影すると立体的になるように 描かれています。


 説明文もあるので 以下

天高くそびえ立つ富士にたぎる赤この色を主とし、 各色の輝同系色(となり合う色がイエローオレンジレッド などのように虹の配色の組み合わせ) と、補色(となりあう色がレッドグリーンなどのように正反対の性格の組み合わせ)の相性を考えて配色。 この「安定」と、全く相性の悪い色同士(レッドブルーなど)を隣接させ、「怖れ」を共存させる。 この絵をバルール(色が持つ明暗)で見ると、立体的に見える。 モノクロ写真で撮るとそれがわかる。

だそうです・・・。」      そうですね。モノクロだと浮き出て見える。
                  不思議!