豪潮律師の書画

豪潮さんは江戸中期の准胝法の大行者でした。

しかも書を能くして「肥後の三筆」と呼ばれた方です。

上の軸は書画ともに豪潮さんのもので富士山ですね。

お恥ずかしい話ながら字は何だかわかりません(笑)

豪潮さんは天台僧でしたが中国僧から具足戒を受け直した方です。

宝篋印塔と准胝仏母の信仰に生涯をかけ、准胝仏母を拝むときはそば粉の練ったもの以外口にしなかった聖僧です。

そんなエライ方です。

俗人と変わらない私なんか坊主のはしくれにもなりません。掛け軸飾るのももったいないと思うけどせめてお徳を慕いたいものです。

合掌。