先生の仏像は信徒さんのお宅で見て感心しました。
それで今回の依頼となりました。准胝尊はあるのですがどうも仏母ではなく観音として作られているようですので天台流で仏母に作ろうと考えています。
この前購入した天保年間の清水寺旧蔵の准胝仏母の軸をモデルにします。
先生の事務所はお弟子さんでいっぱいでした。
下は先生の仏像教室で生徒さんがお手本にしている龍ですが素晴らしい作域です。
今回は常の准胝像と異なり、蓮華の茎を貴顕天部の竜王が支えるのではなく、とぐろを巻く難陀、跋難陀の二体の竜王の上に蓮華を置きます。
私にはどうも天河参り以来、准胝尊が八大竜王の総本地に思えてならないのです。
難陀と跋難陀は兄弟で八大竜王の一員ですが、シンメトリックに同じようにしないで違いのあるように作ってくださいとお頼みしました。
昨日いただいたお布施が丁度内金となりました。
ありがたいことです。