金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

夜分のお礼参り


昨日は願望実現セミナーの帰りに横浜の蒼龍院さんに寄りました。
尊星王流のことでちょっと話がありまして(住職の脇さんは役員です)、セミナーがおわったのが七時くらい。皆さまに挨拶もせずふっとんできてしまった。
横浜到着はもう夜八時すぎで御迷惑だと思いましたが・・・かまいませんというのでお言葉に甘え伺いました。
まあ、弟子だからダメとはいわんわな。(笑)

こちらは蒼龍院の飯縄様。うちの門人は皆祀っていますが・・・これは私も含めて門下一の大きさです。

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勝軍地蔵様です。本地仏。
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実は話だけじゃなく、摩利支天様に久しぶりのお礼参りもあってうかがったのです。
弟子であってもお礼参りはお礼参り。本尊様は本尊様です。
そこに師だの弟子だのの区別はない

私がご祈願をお願いするのは大井の聖天様、野田の聖天様、天河弁才天様。内容はもっぱら寺内安寧、身体健康です。
大井の聖天様は母の健康もお祈りします。もう90才超えていますので。
いずれもおかげで息災です。

わが門下での祈祷依頼はもっぱら蒼龍院
特に自分の星周りの悪いのなんかはあまり自分で拝む気がしませんので蒼龍院さんにお願いしています。
師匠からはわが一門は行者は自分一身のことは自分で拝むものではないと教えられました。

で、欲願ではなく災難除けみたいのはよそさんに頼みます。
とりわけ悪星の圧倒は摩利支天の強烈無比のパワーに期待します。
今は私は大限破門殺なんです。
なのでそれを月々御願いしています。ご祈祷は大限破門殺については27か月の期間、月々拝んでくれます。(金翅鳥院では護摩でいっぺんにしてしまう方式でそこは違います)
摩利支天は厳密には星宿部に近い尊天で日光の神です。
日光はすべての天体の光に勝るので悪星を伏するとします。
威力はきわめて強いのですが聖天や宇賀神のような神とは性格が違います。
摩利支天の儀軌の中には毘那夜伽王(聖天)を100体の眷属とともに封じてしまう秘法もあります。かなり怖いね。
それと日光なので早い。良くても悪くても早く結果がでる。

昔、私に金剛経を提唱してくれた故林天朗先生が、ある禅寺に宿泊した。
そうしたらあるお堂から凄い霊気が来る。そういうのがわかる人でしたのでね。先生は。身の毛がよだつくらい強い霊気だったという。
こんなのは聖天様以外ない!と思ったけど、禅寺だしな・・・?ここのお寺にも聖天さんあるのかな・・・
で、翌日尋ねたら摩利支天だったそうです。

もちろんうちにも尊像はあります。
私は摩利支天を白戸快昇先生に開眼して頂いたときに「こんな恐ろしいものあんたレベルで祀らせていいものかと思う。
絶対に腹を立ててはならぬ。腹立てたら行者の意を汲んで相手を攻撃しかねない」といわれました。
そういうわけで拙寺にも摩利支天はありますが一般にはあまり開扉はしていません。

南無大摩利支尊天 いつもありがとうございます。

あ、蒼龍院は内仏(住居の奥に神殿がある作り)ですので保安上、信徒さんのほかはあがってお参りだけしたいというのはできないらしいのでその点だけ申し添えます。

祈願や宿曜占いはもちろん予約限定でできます。( 拙寺と違い固定の信者さんでなくても、原則として誰方でも御祈祷はしているそうです。)
詳しくはリンクを見てください。