金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

岩戸開き

先に龍蛇神さまを開眼してある方に渡してから、ずっと見え隠れしていていかねばならないなあ・・・というのが出雲大社佐太神社ですね。
いったことない。
この龍蛇神様は霊感覚のあるというか、縁のある方のうちにもちょいちょい出てくるようですね。
どういう縁かわからないけど、いままででは一番ぴんと来なかったのが出雲。
つまるところ恵比寿、大黒なんですが、これが私はキライでした。
最初はこの二尊の関係がわからず、なんか変な組み合わせだなとおもっていたんですが、これ出雲様ですね。
大黒様を比叡山の大黒天、恵比寿を三宮の恵比寿と思い込んでいたので
関係性が見えませんでした、
大黒は大国でオオクニヌシノミコト。恵比寿様は事代主で息子さん。国譲りの折に海に行って自害してなくったという。それでお諏訪さんのタケミナカタだけがたてついて、負けながらもなんとか諏訪湖まで逃げてきた。
考えてみれば私はお諏訪さんに守護されてきたんだからルーツ出雲にいって当たり前なんだけど、そういうものって時期が来るまで封印されていてまったく目が向かないもんなのですね。むしろ目を背けるようにされているという方がぴったりくる。
お諏訪さまだけは神在月(神無月)にも出雲に来ないとされていますから、出雲には戻らない約束を守っているのかもしれません。
そもそも打ち負かされてタケミカヅチノミコトやフツヌシノミコトには諏訪の地からはでないと約束しているのですから。
それが今回はさかんに出雲に来いという龍蛇様のご催促?みたいのがくる。(笑)
諸人の御魂のつかさであるという出雲様。
それゆえに人と人の縁を結ぶ神でもある。
何か新たな縁にふれるというのか?まさか結婚はないけどね。
とにかく、それで10月末に出雲様に思い切っていくことにしました。
そういえば恐山もこの前行くまでは封印されているくちでした。
今年は時期が来てそう言う封印を開くときらしい。
飯縄様は相変わらず多くは語りませんが一言「岩戸開き」とのみ言われます。
御神縁が晴れて開かれる意味でしょうか。