それで師匠のとこに来て「一式ください」といったら「それは駄目ですね。出てくるまで探すか。待つかしてからだね。」といわれた。
その方も資産家ですが「買えば済むとは言うものではない」という考えはすぐに了解してそうされた。
長年聖天様を信仰して住職の考えもわかっていたからでしょう。
それもなんかの「おさとし」だということですかね。
どういう事情なのかは知りませんが・・・。
同じような話でだいぶ昔ですが聖天供したいというお寺さんが来ました。
でも尊像は盗まれているのでどうしよう?新しく作る?
そうしたら「まずそれを取り戻してからです。そこから。」といわれた。
そういうものは買って間に合わすというのは違うというお考えでした。
結局、先の数珠とお経は出てくるのに三か月ほどたって警察に届いた。それまでどこにあったんだろう?
聖天様が預かっていたんだろうか。不思議ですね。
追伸
昨夜、拙寺にある鉄製の聖天様のあるエピソードについてもある話を書いたのだけどどうしてもシェアできない。
そういうのはやめておけということでしょう。削除しました。
尊天はご意思をあらわになさいます。