感想としてはここに描かれる女性たち、主人公(福士蒼汰くん)の叔母(竹内結子さん)や幼馴染身の少女(廣瀬アリスさん)の吐く言葉がとってもすばらしい!高畑充希さんのやっている猫のナナ(♂です)もだけど。
難儀している犬を助けるためにテストに遅れた少女が「たかが犬で!」と教師に叱られると「フン、たかが犬というけど、たかがテストじゃないの?」と返す。いいですねえ。他にもこれはと思う箇所が。
あとは映画館で見てください。
エ?そんなセリフに感心している坊主なんかに大事な受験の御祈祷は頼めないって
そうですとも。頼まないでください。
けっこうです。
午後は「醍醐寺展」と「仏像の姿展」法友と展覧会のはしご。
私的には平安だろうが鎌倉だろうが古きゃ無条件に価値があるとは全然思いません。(学術上はあるだろうけどね)
時々古美術店で「これは時代があるんです!絶対おすすめですよ」なんてお寺の屋根瓦のかけらみたいの見せられることもあったけど…わたしゃ美術考古学者やコレクターじゃないから自分が拝まないものには奈良時代だろうがおととしだろうが何も興味はない。
名工、初代柿右衛門の皿が知られずにニャンコの御飯茶碗になっていたという「わらいばなし」があるけどそのくちかもね。
「醍醐寺展」は11/11まで六本木のサントリー美術館。
「仏像の姿展」は11/25まで日本橋の三井記念美術館でやっています。