金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

呪詛返し


ひょっとすると呪詛されているのでは?と心配する信者さんがいました。
自分のもとで働いている人の身に災いが及ぶ。あるいは急にやめてしまう。
交通事故で寸でのとこで大事に!

そういうことが続くそうです。
私はご本人がここに来ないとそういう判断はわからない。
一応は宿曜道四凶の悪い時期なのでまあ、それもないとはいえない・・・。
・・・ということで弟子の玄女庵さんにそこを煮詰めて六壬占してもらうよう勧めておいた。。
霊祟占は六壬占方のお得意な分野でもあるらしい。(私はやらないのでわかりませんが、、、)

結果は「どうもあるようですよ。呪詛…」という話。

さっそく浴油中なのでその旨、鉄天をもってご祈願しました。
後で話を聞くとどうもそれらしい心当たりの人がいるとのこと。
別に遺恨はないのですが利害関係でそういうことしかねないタイプだとのこと。
そのほかも六壬占の結果で出された呪詛者にもよくあてはまる。
勿論、確定じゃないから個人を特定して攻撃はしませんが。相手が誰であれ呪詛は返す。
迎撃ミサイルで打ち払う。
これはしておいていいでしょう。

結果珍しくよく眠れて体調もいい・・・そうですから、やっぱりそうだったのかな。
近鉄天さんがおいでになってから活躍して頂くことが増えました。

矢張りおいでになったにはそれだけのわけはありそうです。
ついでながら伝統的呪詛返しは相手を特定せずに返します。
現代の占い師さんなんかはこの人があなたを呪っていますとか言ってしまう方もいるらしいけど、相手を特定しないことで無用のトラブルを避ける。
そういう知恵が伝統にはあるのだと思いますね。