時には「あなたがやっているのは本当の仏教じゃない!」なんてお叱りもある。
それで本当の仏教とは?
他にも沢山あるね。
天台にはありがたいことに全部ある(上座部の教えも三蔵教と言って四教のうちにあるにゃある。)けど、そういうお方の言わんとすることはそれ以外はやっちゃダメということです。
これ困る。
ようするにそのなんかしら以外は全て間違いだ!というわけだ。
そういうタイプのお方とはいっぱいしゃべってきました・・・昔は議論したけど今はしない。
かわりに「いいんです。本当の仏教じゃなくても、」というと「え?」という。
そうなのです。
私が好きなのはその中身だから、レッテルがどうでもいいいです。
「君が飲んでるのはただのスパークリングワインだ。ニセモノだ!」といわれてもわたしゃ旨きゃそれでいい。ホンモノでもまずけりゃマズいと言ってしまう。
ちなみにお酒はどこぞの高級ワインよりも時として赤玉ハニーワインの方が甘くておいしいと思いますね。その程度の舌しかない。
仏教もあなたはホンモノがわからないダメな奴と言われても「その程度の見識と思っていただいて結構。愚か者でございます。はい。」でおしまい。
酒と仏教を一緒にするな!とまたまた怒られるけどホントの仏教云々なんて議論は私にとっての関心はその程度。
若いころ、ある仏教を信奉している人から「貴方ねえ、そろそろホンモノの仏教をやってみたいと思わない?}と聞かれて即座に「ええ、思いません。」と答えた。
私は仏教思想史の研究者ではないので、釈尊が果たして真実は何を言っていたかよりも、どんな教えが役に立つかのほうがはるかに関心がある。
シャンパンじゃなくてもスパークリングワインで一向構いません。