五黄は九星では最も怖い星。
つまり南西は今年、災いの来る方位なんです。
五黄は土性なのでその土を漏らすには金性が必要です。
だから五黄の方角には金属のオブジェが良いという簡単な風水の技。
だから南西に玄関がある拙寺では銀色のキリンを置くことにいたしました。
麒麟は四神獣(青龍 朱雀 白虎 玄武)の中心で王者に当たる位です。
簡単な僻邪法ですので特に玄関が南西にあるという方にはお勧めします。
玄関じゃなくても五黄除けには南西に置くといいでしょう。
まあ、麒麟でなくても原理的には金属のオブジェならOKです。
できれば色は金より銀がいい。(これはあくまで色の話ですから純銀製品でなくて大丈夫です)
ただし、あまり猛々しいもの(虎のような猛獣)や不吉なもの(髑髏など)はやめておく方がいいようです。
麒麟はペアのものだという人もいますね。こだわる方は二匹でもどうぞ。
ただし２は火の数。
火生土の意もあるので土が旺盛にならぬよう私は一匹にしておきます。
土を漏らす金の数は４、「ならば２ペア置けばいいではないか」と言う人もいそうですがそれは浅はかな考え。
ペアというのは陰陽で一つですからそれこそ悪くすると2の意味が余計、強まる。
それをしたいなら金属でできた四神獣のように四つで宇宙を表現したものを置くべきです。
こういう話をすると、大体すぐに気学家の方は「じゃあ 暗剣殺の対策はどうしたらいいの？」ときますが・・・
暗剣殺は五黄の対冲で五黄の気を受けてはじめて暗剣化するのですから、私的には五黄を制すれば二つながら制することになると思いますね。
