それは泰山府君のお話。
現在中国には泰山府君の拝む次第は道教、仏教ともに無いらしい。
それで日本で探しているという。
泰山府君というけどそもそもそも泰神が住まうという場所は泰山の廟ではなく近くの蒿里山のほうらしい。
泰山のおみやげ 石敢當符
蒿高山は鬼神の住む山、冥界の山として知られる。泰山の一部のように思って区別していないがここが本当の霊山。
大変低い山で今は祠はないが行くと木々が皆、山の中央に向けて偏って伸びているという。それは東西南北皆そうらしい。行ってゾッとするという。
そういう霊威のある御山だそうです。
中華民国時代に迷信一掃のためかここは大変な破却をこうむり、祠堂は破壊され、代わりに中華民国烈士の碑が建てられたという。
中華民国時代、そして中共の文化大革命を得て、今またそこに廟を立て祭祀をなそうと志す人がいるらしい。それでそのための儀軌を日本がさがしているという話。
100年近くの時間を経て、まさに信仰は死なず…霊威ある限り と思います。尊いことです。