天部の法は人によって法の向き不向きがある。
そこは聖天様は顕著ですね。
でも過去、門下では三人授けた。
うち二人は浴油までする。
今年、双身毘沙門天の伝授をするものは多分、初めでそして最後だと思う。
伝授を受けたものの伝授でないと次第だけの読み合わせ伝授では誤解するかもね。けっこう注意しないといけない点のある法です。
まあ、でもこれも門下で一人だけには伝えて置こうかなと思います。
天部の法はだれでもかれでもついでに教えてよいというようなものではありません。
こういうものを祈祷としてできるように伝える相手には天部での祈祷のキャリアもそこそこ必要です。
そうでないと受けたままで修さずに次第を持っているだけで終わってしまう。
だから、希望されてもなかなか簡単に伝えてよい人というのはいないのが難しい点。
私は縁があって聖天尊の浴油より5,6年先30代はじめにこれを真言宗のある管長様から受けました。
今は主に台密でしています。