なかなか気の合う人だったけど。ある日大學にパッタリ来なくなった。
心配で連絡してみると「自分には神霊が降臨している」という。
その神霊は「学校に行くな」というらしい。
それで行きたくても行かれないらしい。「喫茶店とかは?」というといかれるというので、話を聞くことに・・・
会ってみたら驚いたことに「伝教大師」が降臨しているという。
私は当時、天台僧ではなかったんです。
それで弘法大師ファンでした。宗教は自分なりに色々研究していた。
それで会ってじかにその伝教大師と対決することになりました!
会って伝教大師様に色々訊ねると、まったく天台のことは知らない。
でも弘法大師の悪口だけはさかんに言う。
弘法様は凄いというとムキになって怒る。
その後、彼は完全にいなくなりました。
人間はいたってよい人で残念でしたが・・・まあ、でもこれが本人が基礎的に宗教を能く知っていたりして、上手にかえせるようだとますます混迷が深まり「教祖誕生」ならぬ「凶祖誕生」になるんだろうな と思いましたね。
それで悪くすると同じような患者があつまって教団になるんでしょう。
やれやれ。