愛染明王の光

真っ赤で丸い愛染明王の光背はあれは日輪ということになっています。

よく恋愛成就なんかで拝んでくれと言われますが、愛染明王の光は日輪のようにすべてを照らすのですから、誰ということなく人間は勿論、犬や猫、スズメやカエルや昆虫の類も折に触れ、慈愛の心を持ち親切に接していれば間違いはないのです。

それを日ごろ、人を人とも思わないくせに、にわかに特定な誰かの心をのみを熱烈に照らそうとしてもそんなものは太陽の光じゃないから愛染様のご本誓にかないません。ご利益もらえる心じゃないよね。

愛染様に祈るなら心に太陽を持ちましょう、全てを照らす暖かい太陽を。