金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

結婚と行

大乗仏教は結婚してふつうに生活して歩めます。
ただし専門的に行をするというと相手がついてこれるかどうかという別な問題がある。
これは伴侶でなくても交際相手でも同じですね。
食べ物も性的な接触も制限して行に挑むのですからはっきりいって相手方にはメリットはないんです。
だから専門的に修行するならできることなら男性は結婚前に基礎の行までをすますべきだと思うし、女性はまあ、一応の子育て終わってからがいいね。

あるいは男女問わず古代インド人の森林期のように人生の主な仕事を果たして後の仏道修行もいいかも。まあ。山に行くとかは体力的には難しいものもあるけどね。専門行者はもちろんほとんど無理!
(でも私の母なんかは60過ぎてお遍路も一国歩いたし、宝満山にもいった。弁天供1000カ座に弁天修義という百日以上の難行もやりました。むろん信徒さんの祈願もしました。)

特に女性は結婚前に行なんかするとどういうもんか、縁が遠くなるケースが多いですから、結婚したいなら行なんかまずしないことです。
だからうちでは子育て中や未婚の女性は今後得度はお断りです。
終生独身になってもいいならいいけど。
もっとも「私は因縁深いのであえて、泣く泣く結婚捨てて修行するの」という思い込みと悲壮な覚悟もこれまたいただけないですね。
積極的じゃなきゃ意味ないよ。

以前結婚したいので得度したという女性がいたけどアホかいな。
結婚したいので尼僧になるってあるの?と思った。
得度したって世俗の人生にご褒美なんかあるわけない。
バカげた新宗教あたりはどうだか知らけど・・・。

もっともご自分が結婚できないのを全部行のせいにしてもらっちゃ困りますけどね。(笑)