三千仏礼拝を終わった信者様の談話です。
「いつもお世話になっております。
三千仏礼拝行が終わりましたのでご報告させていただきます。
実際には先週終わったのですが色々ばたついてご報告が遅くなってしまいました。
一仏でも構わないという事でしたので准胝鏡を本尊とし准胝尊のみで行いました。
数に関しましては床に万歩計を置いて頭を上げる時に一押しするという方法を取りました。
やはりというか滅罪修行が足りないからか、始めた翌朝出社した途端いきなり会社で口論を
吹っ掛けられたり、病気の親絡みでイラつくような事が起こったり、飲み会に急に誘われたり
と約2週間で色々とありました。
行の間は仏様の口と一体なのだから口論や悪口等一切禁止は当たり前との事でしたので、
嫌なことがある度あれこれ言いたいことを我慢して、その途中で気づきました。
在家の五戒や十善戒で守ると言っておきながら実際は全く守れていなかった、身について
いなかったと。
ちゃんと戒を守ってそれが当たり前のこととして身についていれば、いちいちイラついて汚い
言葉がつい口から出そうになるわけがないのですから。
肉食に関しては鶏肉も不可として肉類は一切口にしなかったのですが、いざ絶対に肉類は
食べないと決めて生活をすると、これも一体今までどれだけたくさんの命を頂いていた事か
と今更思い知りました。
先生には何を今更と笑われてしまうでしょうが、個人的には色々気づき思い知らされる良い
行をさせていただきました。
ありがとうございました。」
行をすると感情爆発するようなこんなことがおきますが、それで爆発すれば功徳は全て失われます。
そこは難しい
行はするほどに無言の教えに満ちたありがたいもの。それは初心者も已達の方も変わらないかと思います。満行おめでとうございます。
法そのものの価値自体は不動でありながらも、なにかしらこういう行をして授かる法とそうでない受法ではおのずと受け取る側の気持ちはなにか様変わりして違うのではないでしょうか？
合掌。
