密教の不思議は限りないものです。
それを考えると意図的に不思議を何もしめせない私などは一人前の密教行者というにはほど遠いかもしれません。
とはいえ密教の法の不思議は法の力としてあるものですが。
初歩の初歩である護身法を受けた方から下記のような不思議の報告もあります(笑)
「こんばんは。夜分に失礼します。
追加の他愛のないご報告です。
本日の土地詠み鑑定で、犬猫の保護施設もご経営されている方のところでした。
お伺いする前に護身法で調えてから入りましたところ、
虐待で人間が怖くて、施設の人以外には吠えたり噛みついたりする黒柴さんが、私にはまったく吠えることなく、むしろ、ピコポコと可愛く尻尾を振っては、手招きをし、じゃれつくほどに追いかけっこ遊びに誘ってくれました。
そしてほかの保護猫たちにも大歓迎を受け、土地詠みのなかでのお仕事は非常に有難く捗ることとなりました。
他にも色んな有難いことがありましたが、いずれも犬猫様の愛情あふれる思いやりに助けられたような状態でした。
護身法、やはり不思議です(笑)」
動物と人間は言葉でつながることは困難ですが、阿頼耶識の世界ではウソのない自分を相手に送ることになります。逆にウソは通用しません。
密教行法は知らない方の祈願でも特定できる資料さえあれば験を出せますが、それを概ね仲介者の第八識を通じてはたらきかけるわけです。
また信者であれば第八識の世界に直接に繋がって作用を及ぼすことが予測できます。
犬や猫でも第八識を通じれば心は通じる可能性はおおいにあります。
これに加えて仏を意識的に祈れば「三力冥合」ということになります。