金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

間違った贈り物は受け取らない。

お釈迦様のもとにある人が「御釈迦様。大変ですよ。あなたの酷い悪口言って歩いている人がいますよ!これ一体どうします?」とご注進。
御釈迦様は「あなたに尋ねるが、あなたが贈り物を送って相手が受け取らないとどうなる?」
「それは…相手が受け取らないなら自分の元に戻るんでしょうね。」
「そうだろう。だから私もそれを受け取らないでおこう。」と言って耳を貸されなかったそうです。

深い処世の知恵ですが…実は霊問題も一緒です。
とりわけ生霊は受け取ってしまうから問題になるのです。
だって…受け取るなと言っても念飛ばしてる相手はあの人なんですよ・・・きっと!
ほらほらもう受け取る気満々です。
本当に身に覚えがないならどこの誰の贈り物だろうが受け取れないものは受け取れない。
そうでしょう?
逆に言うなら生霊で苦しんでいるのは身に覚えがあるんだね。
どちらに問題があるかは別にしても。
それがもし誤解なら直に話すべきです。
謝るべきは謝ればいい。
逆恨みの念なら・・・うけとりなさんな。

魔法の言葉、ただし声に出さないと効かないですよ。
「アンタには何もできやしない。とっととかえれ!」といいましょう。