金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

この年になって・・・

聖天様のスタイルって男女交合というけど不自然ですね。
チベット像なんかはもろそうだと思うけど、聖天様の場合は私は女天ががっちり男天をハグしている姿だと思っています。
聖天行者は十一面様にならないといけないとよく師匠は言っていました。

なるほどなあ・・・聖天様をがっちり抑える。
聖天様以外はいつもよそ見してる暇ない、全身で抑えているのが十一面様の化身。
これって聖天行者の在り方だなあと思う。
そうしないといけなかったんだなあ・・・と今さらのよう今日の浴油の座に思う。
そして、聖天尊はそれを要求してくる。
いつまでも。どこまでも。
いったん聖天様と本気でむきあったらそうなる。
極端に言えば聖天様とともに死して地獄までもご一緒する覚悟がいる。

そんなこと・・・62歳にもなってやっとわかったなんてね。
アホやね。
停年になってようやくはじめて女房の本当の心を知った亭主みたいな心境ってこんなとこかしら。
もっとも位置関係でいえば亭主は聖天さんですが・・・

この年になってようやく最近いくらか、まあまあ聖天行者らしくなったような気がします。