きっとわざわざ取り寄せてくださったのだと思う。感謝、合掌。
これは歓喜団と並んで聖天様の供物として珍重します。日持ちしないので明日に全部供します。
ブトは本来三日月の形を言うもので伏兎から出た言葉といいます。
とても難しい字でも書きますが・・・奈良時代からの神饌菓子「唐くだもの」の一種といいます。
伏兎は陰陽道のテクスト「金烏伏兎集」でも知られる月の精のウサギさんですね。
もっともその昔は餡子なんか入ってなかったでしょうね。なかったから。
ただ、練った米粉を油で揚げるだけの菓子でもとても高価なものだったと思います。
丁度お団が切れる間際に頂いた。聖天様は欲しいものを取り寄せる不思議なお方です。
ブトはお団よりやわらかでお香なども入っていませんから、一般のお方には食べやすいかんじでしょうね。
東京でも日本橋の奈良アンテナショップで買えます。もっともないときもあるので電話してから行ってください。
