聖天さまや観音さまでは無く霊狐さんあてだそうです。
実は少し前の話ですが松江先生が大事な印鑑を紛失された。
夜分お電話で「困りました・・・おきつね様にありかを訊けないですか?」といわれた。
「・・・うちの霊狐さんは個人的なことは一切言いませんからそういうのは無理ですねえ。私のことを聞いてさえもそのようなことは知らぬ!という。」
そういうと「キツネさんて随分冷たいんですねえ…」とかなんとかぶつくさ言われた。
半ば冗談でしょうが「なんでそんなに冷たいの・・・?」みたいにもブツブツ電話でいう。
そうしたら聞いていたのか
梓霊狐が
「エエィ うるさき奴め!そ奴のいつものカバンに入っておるわ!」
という。
それでそういうと…あちらも
「エーッ何度も探してるよ?!そんなとこは。」という。
それで電話はおしまい・・・
しばらくしたらまた電話。「あった ! ・・・何度も探したはずなのに不思議だわぁ。」とのこと。
それで今日の御礼になったわけです。
もっともそういうことは一応上の狐さん。例えば「風狐さん」あたりから「あてものやお告げの類は断じてしてはならぬ。そう言う信仰は人間をダメにするからな。」と厳しくいわれてるらしい。
お告げというほどでもないけど梓霊狐はひょっとして怒られたかも・・・
とりあえず果物はお供えしました。(笑)
言っておきますがもう二度は聞きませんよ。