自由が丘の林先生の占術講習会に行きました。お隣は熊野神社。熊野様はとても好きな神様です。
おしゃれな都会にあって、静かな気持ちのいいお宮です。
私が小学生の時住んでいたのは辻堂の熊野森というバス停のところ。熊野神社があったようですね。当時知りませんでした。子供だし。
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~tsujido/hist/kumanomori.html
近所のお宮はお諏訪様でした。
庚申様・青面金剛が入り口にいらっしゃる。私の好きな猫ちゃんも。
家に帰ったらオークションで買った青面様の御軸も届いていたので開けてみた。
この梵字なんでしょうね、上の二つは不動と愛染、真ん中は大日だろうけど左右がわかんない。キリークが阿弥陀?千手観音?でウンはやはり愛染かしら・・・。
いずれにしても独特です。深読みすれば如意輪と阿閦だね。東方青帝夜叉で東の仏は本地ですから。でもこれ見ると中尊は青くないですね・・・。謎。
周囲は四天王と四大明王ですね。輪宝と刀は息災。調伏の義。
あまり上手な絵でもないけど上の方に曼荼羅ついてるのは寺院にあった品ではないかなと思う。民間信仰にしてはここまでやるのは念が入っている。鳥も猿もいなし。密教的イコノロジーに満ちています。純粋に庚申信仰を抜いた密教の青面金剛でしょう。
さらに感心するのは場所が南方の赤帝夜叉と西の白帝夜叉の間で南西に於いてますね。この方位は羅刹方です。鬼の居場所。
ただ儀軌では青面金剛は東北に置けとなってはいますが・・・。
余談ですが年内、都内にお弟子さんが青面金剛の教会を設立すべく尽力中です。
その人、霊能者紹介して鑑定してもらったら「一番、後ろに手がいっぱいある怖い人います。髪の毛はドラゴンボールのスーパーサイヤ人みたいで青緑といっていた。」
周りに猿がいるそうですから、これは青面様ですね。
間違いない。
ベローっと舌吐いていたそうです。カーリー女神みたいに。
怖いですねえ。