台湾旅行は折からの中秋節。兎のマークが方々に。十五夜は今月13日です。
台湾人には重要なお祀りで、故郷に帰って家族団らんで祝う人も多い。
松江先生の話では最近の台湾のテレビドラマは、帰郷を楽しみに待つ故郷の家族を無視して中秋節にも遊びに行ってに帰らない若者が、しまいに家族の有難味を知って改心して帰ってくるという筋書きのが多いらしい。
どこでも風習や伝統はだんだんと無視されてしまう宿命なのですな。
台湾では一般にみんなでバーベキューやったり御馳走食べたり。もちろん月餅はこの時のもの。本物は卵入りだそうです。黄味がお月さま。
写真は杏仁の香りのお肉の加工品。台湾のお肉の加工品はとても多いです。
みなさん大好きなようですね。
松山空港では松江先生がうっかりハム入りサンドイッチ持ってきてしまって探査犬に捕まる一幕も(笑)サンドイッチ没収。
ちなみに羽田から行くと到着は松山空港なんだそうです。
15分ほどタクシーで台北市内。さてここは雙連のアンバサダーホテル(国賓飯店)。なかなか大きなホテルです。壁にかかる見事な絵
着いたらまずお茶です。
茶房にもアートが。台湾って後で再認識するんですがとってもアートな国なんですね。(台湾は国です。私の認識ではね。)
人柄もみんな南国風で日本よりおおらかな感じ。だから台湾くるとほっこりする。
外出はまず松江先生の御希望で漢方薬店へ。日本にないものが売ってるそうです。個人で使う分にはOK
途中お祀りに出会いました。
聖天宮と書いてあるけど聖天さんじゃないですよ。
この日は土地神様の誕生日でお祀りだったそうです。爆竹バンバン馴らすのはあれは、音切りで魔を追い払うんですね。
面白いのは虎が乗ったおみこしもあった。5匹虎が乗っていて「虎爺」という神様でした。三国志に出てくる五虎大将軍ともどこかで関係あるらしい。「虎爺」は明日も出てきますよ。
夜は天厨菜館で名物の北京ダックをいただきました。ここ三回も来ていますが何人でいっても一羽以上くるので食べきれません。お肉、皮、スープと出てきます。美味しいけどできれば4人以上で行って下さい。
翌日から参拝開始です。それはまた明日にお話しますね。