犬童一心監督の「最高の人生の見つけ方」みました。
悪くない映画です。後味もそこそこいい映画だけど…
まあ、一言難を言うとするとネーミング・ミスかな。
これ、少なくとも「見つけ方」じゃないね。
まあ、客観的に言うと天海祐希さんと吉永小百合さんの役どころの二人の出会いが相補い合う関係でラッキーだったということです。
見つけ方ならハウツーだけどそこは無理を感じます。
もしなにか、人が最後を見据えて実際に役立つことがこの映画から学べるとするなら、それは人間関係の構築や出会いは最後まで捨てたもんじゃないということ。
年取ると人間関係どんどん少なくなる。
趣味も辞めちゃう。
コンペや会食もしない。
友達とも合わなくなる。
終いに家からでなくなれば家の人しか交流はなくなる。
もっともっと最後は施設や病院で介護士さんや看護師さんの顔見て死ぬだけ。
それじゃつまんないよね。
だから、人生、病気でもシニアでも動ける内は人と付き合うべし。新たな友も求むべし。
そこはこの映画の素敵なメッセージと言っていいかな。