以下は風狐という霊体(私の妄想かの所産かも)が昨夜語った龍の話。
私の霊感などはおそらくは妄想の類ですから内容の真否はわたしも知りません。
霊能者ではないのでこの話を「真実なのだ」とはいいません。
ただ面白いので載せておきます。
私以外の方はそのまま信じないように。
風狐曰く
「私は龍の世界はもちろん詳しいわけではないが知る範囲で言えばな。
難陀・跋難陀は特別な竜王なのだ。
准胝尊を守る難陀(白い龍)、跋難陀(青い竜)
彼らは人間の言葉に反応する。人間のいわんとすることがわかる存在だ。
普通はそういうのは少ないのだ。
龍の多くは人間などにはあまり関係なく生きているからな。
八大竜王もかなめとなるのはこの二竜王。この二竜王が扇の金目のようになって初めてほかの竜王をつなげている。
だから八大竜王に呼びかけるなら難陀跋難陀の真言でいいのだ。
八竜総てが働くことは稀だがが、目的に応じてこの二竜王に届く。するとそれを余の竜王に彼ら二竜王が伝えるのだ。
祈願は彼らにするがいい。
だから准胝尊の左右にもいるだろう。あれで准胝尊は八大竜王も眷属にしているという意味だ。
ほかの六龍は様々だ。
九頭龍(和修吉竜王)などは方々で祀っているが、彼も人間とやり取りできる類といっていいかもしれぬ。
本当をいえばその多くは人間とやり取りできる龍と出会った霊覚者などがそれを「九頭龍」とか「八大竜王」となずけて祀りだしたに過ぎない。
だから八大竜王と書いた祠でも関係ない竜王がいたり、拝まれないともうどこかにいってしまい何もいないこともある。
海竜王(沙伽羅竜王のこと)も多く祀っているが、あれは人間が海が荒れないように、魚介をとることの許しを得て祀りだしたものだ。
まあ、そういう意思は通じるだろう。
最近はそういう謙虚さの思いは人間に薄いがな。
だから外の事を他のこまごましたことを頼まれても海竜王はあまりピンとこないと思うが。
海竜王は巨大だが海は彼の感覚と通じている。海原はいってみれば彼の皮膚であり五官と同じだ。どこにいても直ちに通じる。」
つづく