当院には猫や動物・鳥がいっぱいいます。
神奈川県指定の鎌倉市唯一の動物展示施設でもあります。
とりわけ猫は多い。
私が愛玩動物飼養管理士の勉強をしていたころ、セミナーでは世の中の四分の一くらいの人は動物が苦手だと習いました。
だから鳥や動物のいる寺ってどうよ。と思う人もいれば・猫苦手だから相談に行きたいけど怖いという人もいる。
極端に言えばこのスタイルは世の中の祈願や相談に関心のある人でもその四分の一はお客さんや信者さんにはならないと踏んでいるんですね。
世の中に祈願所や相談するところが拙寺しかないならそういうカラーはいけないかもしれませんが…祈願所も運勢判断も山ほどあります。
それも一人でも多くの人に来てもらいたいというところがいっぱいある。
そのうえ祈願でも占いでも私なんかより立派な先生はいくらでもいる。
第一、今でさえ一人で仕事がこなせていない無能な私にこれ以上の仕事は無理です(笑)
引き受ける方が無理。
だから誰でもOKじゃなくていいんです。そう思っています。
でもね、そんな消極的理由じゃなくてうちに来てくれる人はニャンコやわんこと接触して元気になる。特に猫ってなんとなく犬に比べると暗いイメージだし、なつかないし、ひっかかれたら怖いし・・・
でも猫嫌いだったけど。拙寺に来てから好きになったという人も沢山います。
ニャンコからパワーもらえるんだと思う。
だから、わざわざ会いに来る人います。
この前も初めての人がきて玄関で「あ、クロベエちゃんだ」という。それで私には先生いらっしゃいますか?と聞く。僧侶が有髪の私とは思わないんすね。
猫の方が有名です(笑)
猫と仲良しになるコツを伝授。
同じ目線になるべく近づける。動物は総じて上から目線は嫌い。敵は上から来るという原則がある。
猫だっこしたらポンと放らないで、床の上に置くまで手から離さない。
これだけで全然違う。
それから動物に安心を与えるには語り掛けること。
言葉分んないのに?
そう、言葉分らなくても語り掛ける敵は自然界にいませんから、それだけでて敵じゃないサインになります。
吠えながら襲ってくる猛獣なんて漫画の中の話です。
自分の存在知らせたら相手に逃げられちゃいますからね。