こんな夢見ましたがなんでしょう?
こんな真言が口から出ましたが何でしょう?
こんなものが見えるんで何でしょう?
お経が聞こえるんです。などなど
そういう霊的感覚の鋭い方から時に色々聞かれますが・・・
ハッキリ言ってそんなの知りません。わかりません。
ご当人はさも重要なことのように思いますが、私はそれに一々意味づけすることの意味すらも感じません。
霊狐さんも「相手にしてはならぬ」という。
そちらにかたむけば道を大きく誤るからです。
あるいはそういう意味付けしてもらうことで自己満足で自分は霊的な特別な人間などと悦に入る。
そして堂々巡りで何年でも同じようなこと言っている。
ちょうどシロウトが箱庭療法を惰性でやるみたいなもんでいつまでも必要のないことを毎回する。
それで何の象徴だとか言って喜んでいる。
私に言わせれば「アホか」です。
でもそういうの意味付けしてくれるサービス精神旺盛な先生もいるね。
そこへいけばいい。うちはそういうサービスは一切しない。
これはということ以外はとりあげたりしませんので。
勘違いするのはそういう感覚があるから密教やりたいとかいう人です。
ほとんどがやらない方がいい結果になる。失望する。
わたしがやりたかったのはこんなのじゃない!?うちはハリーポッターのホグワーツかなにかか?
釈尊はそういうことに惑わされぬよう神通力や超能力ということを言わなかった。
密教も基本はおなじ。
密教はそういう霊的な感覚を言わなくはないけど、修行の上では初心者やシロウトの霊感など一々取り上げない。
なぜなら、そういうものは宗教的円熟に従わねば毒になることするらある。
修行のあしかせにすらなる。
でもそういう人は取り上げないと不満なんだね。
「先生、みえるんです!きこえるんです!嘘じゃないんです!」
うそとはいわない。でもあんまりやたら見えたり聞こえたりして困るなら、まず精神科に行きなさい。
特にはじめからそんなことばかり言っている修行者がいるとしたらそれはもう修行者失格です。