三井寺の観音堂お護摩の感想です。
護摩は門下の久高悠照が焚いておりますが今回は特別に火消三昧の法を修したようです。
白戸一門のものは加行終了時の折、悉くこの法を授けられて修せるかどうかテストされます。彼ももちろんその系譜ですからとうの昔に授かっています。
護摩の火の落ちた火炉の中に手を入れますが自分が火傷しないだけでなく、他人も火傷しないよう術で諸大竜王たちを呼んで火力を押さえてもらいます
諸竜の神通力で炉は急速に熱を失います。修験道の秘儀の不思議さです。
発遣して竜王をお返しするとまた火は熾り始めます。
この法は使えなくなったときは一門としては祈祷はもはやできなくなっていると思うように言いわたされている法です。
「去る12月28日、三井寺での不動尊護摩に参列させていただきました。
御護摩が終わった後、炉の中に手を当てさせていただけるという、一般人の私が良いのかしらと思いながらも、ありがたく当てさせていただきました。
全く熱くなく、私のような者にもご加護をいただけたようで、本当に有りがたかったです。
これからもできるだけ参列したいと思っています。
羽田先生のブログを通じて信仰の入り口に立たせていただけて(まだまだ何も解ってはおりませんが) これからの人生の拠り所にしていきたいと思っている所存です。
そして最後に、まだまだ寒い日が続きますが、風邪など召されませぬようご自愛ください。」