問題を処理するには「くくる」ことが大事です。
つまり名称を付けて正体を特定してしまうこと。
この「くくる」というのは呪術の基本です。
星祭はそういう発想です。
このところ調子が良くない、ああ、去年今年と火曜星、計都星だったんだ・・・
現象面は色々ですけど、「星」という概念でくくって星祭で処理する。
「ただ運が悪いんだよね~。ここんとこ」では処理できないからです。
そうするといろんな脈絡のない不調も全部「星」ということでくくれる。
会社でミスするのと恋人とうまくいかない。ふられちゃった。
普通はこれ全然別なことですよね。
でも星周りという概念でまとめて処理はできる。
それで心識の奥(潜在意識)は納得すれば「ああ、そういうことね」とそれを受けて好転に持っていこうとしはじめる。
心理学では潜在意識は自分の意識の深奥ということだけど仏教的に言えばカルマの集積が生んだ現在時点での自己そのものなんでね。
もっともそれは絶えず変化していくの無我という前提はあるんだけど。
だから仏教的に言えば自分というのもただの「くくり」なんです。
でもこのくくりは大事です。
「星周りなんて迷信じゃないの?」という方はいます。
私はそう思わないけど・・・別にいいんです。
たとえ迷信でも。
私は面倒なんでそれに対して「人間にはバイオリズムというのがあってどうこう・・・」なんてことは一切言わないんです。
人様が信じなかろうとも少しも困りませんので。
そんなもの論議するのには明日の晩飯より興味ない。
バイオリズムにもいろいろあるらしいけどそれが占いと一致するか否かなんて知らないしね。
たぶんしないね。
一致するなら占いなんかやめてそっち見りゃいいでしょうよ。
これってないよりも自分が問題を処理するツールなので。
当たる当たらない以上にそういうのにつかえりゃいい。それだけでもいいと思ってる。
好転のための呪術
そもそも星周りが良くて大病して死なないで回復したという幸運もあれば
星周りが悪くていつも事業が上り坂なのに今年は横ばいとか言う不運もあるよね。
そんなのはあくまで個人レベル・人それぞれの吉凶の認識であって比べられない。
比べて科学的に考えるなんていうのはバカな考えです。