浅草寺では毎年金竜の舞という行事がある。
3/18で今年はこの疫病騒ぎやらなかったのかと思うけど
「浅草寺の山号を金龍山と言う縁起は「十八日寺辺に一夜にして松千株ほど生ず、三日を過ぎて天より長さ百尺ばかりの金鱗の龍、松のなかにくだりしが、その後あるところをみず、これによって金龍山と言う」のだそうです。
さてこの金竜がいかなるお方かなのか、大分以前のことですがお参りに行きました。
霊狐さんも一緒に行きました。
お参りして「どうです?」というと
「これは龍に見えて龍ではないぞ。聖観音の御化身がおられるのだ。」とのこと。
観音の御変化身としての龍のようです。
「八大竜王なども権現身でしょうにどう違いますか?」
「八大竜王は極めて高位の龍だがいってみれば菩薩の魂を持つ龍たちだ。だがこの金竜権現は聖観音がそのまま化身された存在なのだ。言ってみれば聖観音なくしてはこの金竜も存在しないものなのだ。わかるか?」と言われた。
「なるほど・・・まるきり別格の方なんですね。」
霊狐さんは最後に「以前にここの山主を務めた偉い和尚がおられただろう。お前も名前は知ってるだろう。その人に本尊がまさに金竜になって随逐されていたのだな・・・」と言われた。