今日は法華経読誦の後、文殊供養法を修した頼まれてあるお寺さまの文殊様を開眼しました。
この文殊様は小さいのですがとても素晴らしいお像です。
まあ、よそのお寺のお仏像を勝手に公開はできないので残念ですが、わたしが三井の灌頂で得仏したのが文殊様、吉祥金剛です。
日ごろ大般若理趣分を呼んでいるのでなんかとても親しみがわく。
理趣分のお作法で
「此経即是諸仏母 一々文字即文殊
文殊化現無量身 摧破衆生悪知心」という通り、
般若経は過去七仏の師である文殊の三昧です。
対するに法華経は普賢の三昧。
さらにいえば荼吉尼天の御本地でもある。
下のは拙寺の文殊様。こうやってみると大きいようですが厨子も10センチくらいしかない。とても細かい作りです。獅子の牙まで彫ってある。左右にだいぶ焼けてはいるけど不動、愛染の扉絵があります。