法華経の陀羅尼品
日蓮宗さんでは咒の部分だけつなげて特殊な読み方しますね。
天台方では普通に読む。
この中に鬼子母神十羅刹女が出てて来るのは有名。
いろいろな怨敵や魔類をおいはらってくれるという。よく見ると熱病を癒す本誓がある。
新型肺炎で法華信仰の方はそこ読むといいかもしれない。
五番神咒と言って薬王菩薩 勇施菩薩 毘沙門天 持国天 鬼子母神と眷属という五種類の真言を説くのでそういうそうです。天台宗では言わないし、唱え方も違います。
日蓮宗の祈祷における続け読みではこれに普賢菩薩勧発品の陀羅尼も加わるようです。
天台宗では鬼子母神供もあるけどあまりしないようですね。
阿娑縛抄では天部の中でも最もよく拝みなさいと書いてあるのにね。
まあ、法華供すればほぼたりますが・・・我が寺門宗では智証大師御生誕の金蔵寺が日本最初の鬼子母神の出現霊場だし、本山で護法善神と言えば鬼子母神(訶梨帝母)のことで、永く信仰されてきた歴史があります。五月の千団子は鬼子母神のお祀り。
子だくさんの鬼子母神の子供に団子を上げる。
永田覺範大僧正は真言宗の方で私も教えを受けたことがある。
この方も鬼子母神は拝んでおいたほうがいい。道場守護の尊として必要、というようなことをご本に書いておられたと思う。
ときどき天台では法華経の御祈願は読経はどうする?と日蓮系の方に聞かれますが、前後に法則や声明はあっても基本はただ読むだけです。天台大師も伝教大師もそうされてまいしたから。