多くの人は密教コースだが、なかなか理趣分の祈祷伝授まで行く人はいない。
そんな中一人だけ理趣分コースに入ってきた。
すでに裏表で200回読んでいるから、作法つけてあと500回はこれで読みなさいと言っておいた。
理趣分自体は顕教なのでこのコースは顕教立ての理趣分伝授ですが、やはり修験なので真言や印はそれなりに入ってくる。
つまり口伝や作法を段階的に足していくのです。
次の段階で700回過ぎたらようやく九字なども考えています。
九字なんてものの本に出てるのに・・・という人はこういう伝授にはちょっと耐えられないかもね。
でも比叡山なんか回峰行者にでもならないと九字の伝授はない。
三井寺も寺としては伝授はしていない。
当初は1000遍終わって初めてと考えていました。
まあそこは人によってどの段階で何が必要かを見ていかないといけないかも。
早く授かっても効かなきゃ意味ない。
理趣分だけでどこまで祈祷ができるか。ちょっと私も興味ある。